山口地区は、天童市の東北部 乱川・押切川扇状地の上流部にあり、水田とサクランボ、リンゴ、
ラ・フランスなどの果樹栽培が盛んなところです。上山口、川原子など11の集落があり、全集落に
ホタルが生息している手付かずな自然がまだまだ残っている地域でもあります。
人口は約3000人、900世帯です。市街地より多世代世帯が多いのも特徴にあげられます。
山口公民館の代表的事業の一つに、平成27年度に50回を迎える青少年駅伝大会があります。
各集落ごと本番までに何回も練習をします。その中でチームのまとまりが深まり、小・中・高・
一般・後輩という縦のつながりも濃いものになるようです。
昨今、人間関係の希薄化がいわれておりますが、半世紀も続いている駅伝大会にみられるように、
人と人との交流を大切にしているのが山口の特徴であり、誇りに思うとともに今後とも最切にしな
ければと思っています。
山形県天童市と東根市の境にある標高 667.9m
の山。
かつては山岳信仰、 修験の霊山として繁栄したこの
水晶山は大宝2年(702年)役ノ小角(えんのおづぬ)
によって開山されたと伝えられています。
近年ではトレッキングとして手軽に登れる里山、そして
パワースポットとして人気があります。
1845年(弘化2年)につくられた人工の溜池で、広さ
4.5ヘクタールもあります。秋から冬にかけては、カモ
の生息地として有名で、かつては独特のかも捕獲が
行われていました。またヘラ鮒釣りのメッカとして知ら
れています。